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仕事や子育てが一段落してから始める、60代の習い事。
何を始めようか、どこで習おうか、と悩む事もあるでしょう。

趣味や習い事は多種多様あります。
まずは、自宅でできるか、習いに出向くかで検討しましょう。

習いに出向く場合、個人レッスン(マンツーマン)で習うか集団(グループ)で習うかを検討しましょう。

ここでは習い事の選ぶポイントや習い事のスタイルを紹介します。
同じ60代と言っても、生活スタイルや家族構成は一人一人違います。
自分に合った習い事を選ぶには、客観的に自分を見る必要もあります。
また60代からの認知症予防について、効果的な習い事の選び方も併せてご紹介しています。

是非、60代で習い事をお探しの方は参考にされて下さい。

自宅で一人時間&スクールでグループ時間

何を趣味にするにしても、どんな習い事であっても、
一人でやるか仲間とやるかを考えましょう。

一人のメリットは、
・自分のペースで楽しめる
・周りの人と比較する事なく集中できる
・飽きたら自分の判断で辞められる

集団のメリットは、
・周りの人から刺激を受けて、上達しやすい
・挫折しそうな時も、仲間と一緒に乗り越えられる
・気の合う仲間と会話ができる

同じ文化系の習い事でも、編み物は自宅で一人で楽しむ事が多いですが、
華道は習いに出向く事が多いでしょう。

同じスポーツ系の習い事でも、ランニングは一人で行う人が多いですが、
ヨガは習いに出向く方が多い印象です。

どんな習い事でも、一人時間とグループ時間の両方があると良いでしょう。

60代は一人時間よりグループ時間多めがポイント?!

60代に入ると、少しずつ人と合う機会が少なくなっていく傾向にあります。
40〜50代の頃より体力も落ち、人付き合いも程々が良くなる頃でもあります。

そんな60代の方には、少しの時間でも多くの人と触れ合う時間を持つことをオススメします。
自分とは違う価値観の人を見るのは時にはストレスになります。
しかし裏を返せば、ストレスは刺激にもなります。
刺激が全く無い生活は退屈で、結局ストレスとなります。

また刺激の無い日々が続くと、脳の機能が低下する恐れもあります。

一人時間より集団で過ごす時間や機会をなるべく持つよう心掛けましょう。

自分の性格に合ったスタイルで習いましょう

60代の習い事において、集団での参加がオススメではありますが、
性格や家庭環境なども踏まえていく事も大切です。

活発でおしゃべり好きな方は、グループや集団での習い事が適しています。
個人レッスンですと、お喋りが過ぎて習う時間が減少する可能性もあるので、
十分注意しましょう。

内向的な性格の方は、個人レッスンや少人数レッスンが適しています。
大人数の習い事ですと、人間関係に苦労する可能性があります。
趣味が嫌になってしまう原因にもなりますので、注意して選びましょう。

また大家族の中で生活している場合は、一人の時間を持つことで心が安らぐでしょう。
逆に夫婦二人暮らしや独りの場合は、努めて家の外へ出て行く事で視野が拡がります。
お住まいの住宅環境や家族構成からも、あなたに相応しいレッスンスタイルが見つかります。

60代の習い事はグループが良いと言われても、大人数がストレスに感じる場合は個人レッスンを選びましょう。

音楽レッスンはマンツーマンでも高値ではない!

「マンツーマン」や「個人レッスン」と聞くと料金が高いイメージがあります。

ジムでのパーソナルトレーニング
パソコン教室や英会話のマンツーマンレッスン
ピアノやギターの個人レッスン

集団レッスンと比べて、料金は高く設定されています。
しかし一人ひとりに合わせたレッスンを提供してくれるので、内容や達成度は確実です。

スポーツジムでのパーソナルトレーニングや英会話のマンツーマンレッスンは高額な印象ですが、ピアノの個人レッスンはそれ程高額では無い教室も沢山あります。

大手の教室から個人経営教室まで、料金を比較される事をオススメします。

ピアノやギターなどの楽器は、集団で付いていけないと継続して通う事が難しくなります。
継続は何よりもの上達です。

自身の性格と金額を考慮した上で、習い事の教室選びを行いましょう。

何より会話が大事!な認知症

認知症対策において一番大事なのは「会話」です。
人とのコミュニケーションは想像以上に私たちの脳に刺激を与えてくれます。
習い事の先生やコーチとの会話は最高の脳トレとなるでしょう。

数独やクイズなども脳トレとして挙げられますが、一時的な脳トレであって効果は持続しません。
ひたすらクイズを解くだけではなく、様々な事に興味を持って取り組む「好奇心」が脳の老化を食い止めてくれます。

ピアノやギターなどの音楽を習うと、演奏だけではなく
曲の時代背景、
作曲家、
成り立ちや歴史など…様々な角度から知識を増やしていきます。

そのまま2年継続すると、脳の構造が変わる!とも言われています。

このようにひたすら指を動かすだけではなく、
あらゆる角度から知識を得る事が脳にとって大事な行為なのです。

「この年齢では無理」「興味がないから」「苦手だから」と自分で限界を作る事は、
脳のためにも良くない事なのです。

様々な習い事で視野を拡げる事で脳が活性化!

60代の習い事において大切なのは、幾つかの趣味や習い事を掛け持ちする事。

習い事は運動系と文化系の2つに分けられます。
ジョギングに加え、スイミングを始めたり…
ギターを習っているけど、ピアノも始めたり…

視野を広げて趣味を持つことで、技術が向上し、認知症予防にも効果的でしょう。
そして、年齢に関係なく新しい事への挑戦で、若返り効果を実感します。

脳を活性化させるのに適している楽器は「ピアノ」です。

脳への効果を期待したいのなら、「ピアノ」を習う事をオススメします。

オススメする具体的な理由は、
・指先を使うと脳への刺激になる
・左右の手で異なる動きを同時に行うので、同時処理能力が高くなる
・右脳と左脳の連携が良くなる
・聴覚刺激で頭の回転が速くなる


ピアノは脳と体をバランスよく使う「知的作業」「有酸素運動」です。

ピアノを弾くことで脳は、同時に複数の指令を体に出します。
楽譜を見る
指を動かす
音を聴く

同時に複数の指令を出す事で、脳の血流が増えます。
よって「老化防止」「介護予防」に繋がる事となります。